✔️こんな悩みありませんか?
30代後半、なんだか体調が悪いし、イライラして気分がすぐれない。もしかして更年期障害では?
30代女性に特有の心身のつらい症状の実体験が知りたい
つらい更年期障害的な症状の対処法のヒントが知りたい
✔️本記事の内容
30代女性の更年期的な心身の不調【症状の実例】
つらい更年期症状に効果があった3つの対処法
✔️この記事を書いているわたしは、
・10代から35歳までずっと生理痛、PMS(イライラ、情緒不安定)に悩む
・22歳で右の卵巣脳腫で切除のため開腹手術
・30歳で直径12センチ大の子宮筋腫発見
・34歳で更年期障害的な症状でホットフラッシュ、寝汗、不眠に悩み
・35歳で妊活1年、36歳で妊娠・帝王切開で出産
・38歳からふたたび更年期的な障害(強烈なイライラ、情緒不安)に悩み
・・・・比較的年齢が若い時から生殖器系に不調が出やすい体質でした。つらい症状を解消すべく、日々様々なサプリや漢方薬、食事、運動などを現在進行形で試しつつ、効果があった方法をお伝えします。
30代女性:更年期障害的な心身の不調【症状の実例】
私の場合は、
1)強烈なイライラ
2)不眠(寝付けない、眠りが浅い、夜中に目が覚めて眠れない)
3)寝汗
30前半から、こんな症状に悩まされはじめました。
私の母が50代から同じような症状が出ていたので、こんなに早く?とゾッとしましたが、30代でも更年期障害が出る人はいるようです。
1)強烈なイライラ
もともと生理前のイライラがひどく、些細なことで夫にケンカをふっかけてダメなところをとことん責める、あげくプチ家出をしたり、言葉の暴力で傷つけるというひどいことをやっていましたが、それがさらにひどくなってきました。
以前よりもっとキレやすくなり、まさに瞬間給湯器のようにカッとなって自分がコントロールできなくなり、相手を傷つけることを言ってしまうようになりました。。。
2)不眠(寝付けない、眠りが浅い、夜中に目が覚めて眠れない)
寝つきがとても悪くなり、よくないと分かっていてもスマホで検索しまくったり、寝落ちするまで動画を見たり、と言うことが多くなりました。
寝つきがいい時でも、夜中2時から〜4時くらいの間に目が覚めるようにもなりました。
一度起きたらそこから朝まで眠れない。疲れが取れなくて日中もずっと疲れてる感じ。
3)寝汗
夜中にものすごくたくさんの汗が出て、パジャマやシーツがびしょ濡れになって目が覚める程でした。
パジャマを2回着替えることもありました。
瞬間的に暑くなって、だーっと汗をかいて、不快感でふと目が覚めるということを繰り返し。
不眠にも拍車がかかりました。これも辛かった。
いろいろな試行錯誤の末、それぞれのつらい症状に効果があった対処法はこちらでした。
1)強烈なイライラ
対処法:漢方薬「黄蓮解毒湯」「補中益気湯」
2)不眠(寝付けない、眠りが浅い、夜中に目が覚めて眠れない)、寝汗
対処法:ヨガ:バナナのポーズ、トカゲのポーズ
3)更年期的な症状全般
対処法:2冊の本を読むこと
・「医者も知らないホルモンバランス」
・「がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと」
どのように効果があったか、具体的にお伝えしていきます。
1)漢方薬「黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)」&「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」
「黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう」
イライラ、カッとなって暴言を吐く、に対して効果テキメンでした。
イライラを抑えるというよりも、そもそもイライラしにくくなる感じですね。
例えば、夫が部屋を散らかしていても、料理の後片付けができていなくても、洗いものができていなくても、そんなに気にならなくなるのです。
以前だったら、①ちゃんとしてくれてない→②ものすごくいやな気持ちになる→③文句を言う、暴言を吐くの流れになるのが100%だったのですが、②ものすごく嫌な気持ちになるというところが50%くらいになった感じです。
ものすごく嫌な気持ちになることが減って、文句や暴言も半減、という効果がありました。
ちなみに、寝つきを良くする効果もあります。
私は朝晩の2回飲んでます。
「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」
シンプルに疲れが取れて、朝までぐっすり眠れるようになりました。
元々は夫が不妊治療の一環で飲んでて、飽きて飲まなくなったのを見つけて飲んでみたところ、なんか眠くなる〜を実感。
疲れすぎてて寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなっていたようです。
不眠を解消できたことで、疲れも取れているという好循環になり、本当に助かりました。
調べたら、夜勤が続くお医者さん達が栄養ドリンク代わりに飲むこともあるという記事を見つけました。
疲れが取れて眠れて、また疲れが取れる循環を作ってくれるのを実感できた、一度試して欲しい漢方です。
ちなみに眠れないことで処方された薬がもう一つあり、「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」というものです。
こちらは私の場合は補中益気湯ほどの効果がありませんでした。
筋肉を緩めやすくなる処方のため、飲んだ直後は全身がなんとなくふわ〜っとした感じで脱力するのですが、夜中に目が覚める率は高いです。
先生は寝る前に飲んで、もし3時4時くらいまでに起きてしまったらそこでまた飲んでいい、と言うことでしたが、
5時とかに起きちゃうと眠りすぎるといけないから飲めないし、
結局早朝目が覚める不調は改善ができませんでした。
2)ヨガ:バナナのポーズ、トカゲのポーズ
不調改善のためヨガスタジオに通うようになって、様々な心身の不調(肩こり、腰痛、不眠)がかなり改善されました。
中でも寝る前に10分ほどやるだけで、寝汗や不眠に効果があったのがこの2つのポーズです。
コロナ禍では、Blifeのマリコさんのユーチューブ動画で実践し、不快な症状を撃退できました。
ひどい不眠については、夜寝る前に、補中益気湯飲んだ後、バナナのポーズを取れば、ほぼ100%ちゃんと眠れます。
バナナのポーズ、トカゲのポーズがはいった寝る前ヨガの動画リンク
3)2冊の読書:「医者も知らないホルモンバランス」「がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと」
この2冊を読むことで、自分の状況を客観的に見ることができるようになりました。
両方とも目からウロコの情報と、「やっぱりそうだったんだ」が満載でした。
「医者も知らないホルモンバランス」
更年期含め、ホルモンバランスが健康に与える影響について書かれています。
私の場合は、卵巣脳腫や子宮筋腫も経験して、改善するためにはどうしたらいいんだろうと思って手に取った本ですが、
更年期や思春期のホルモンバランスが不安定になる時期の原因や対処について書かれているので生活改善や治療方針、心の持ち方の点ですごく参考になった本です。
「がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと」
ガンじゃないから関係ないと思うでしょうが、ガンって、心身の細かい不調の積み重ねの先に起こる病気なんではないかと思っています。
この本を読むと、ガンになる前に、つまり小さな不調のうちに工夫してガンを回避できる可能性が色々あることがわかります。
読み方としては、最初から読むのではなく、
「訳者あと書き」
から読むのがおすすめです。
なぜ最初から読まない方が良いかと言えば、最初の方の章は食べ物関連が中心になっているのですが、具体的には牛肉を食べないとか卵を食べないとか、ちょっと実践しにくい内容になっているからです。
ここで「無理、私に関係ない」と思って読むのをやめてしまう人も多いかもしれないな〜と思います。
実際、うちの母に読ませたら、そのあたりで読むのをやめてしまってました・・・
訳者後書きから読むのがおすすめな理由は、日本人の視点から各章の重要部分の内容に触れており、
「あ、こんな内容が書かれてるなら興味ある、ここから読もう」と興味のある章をさくっと探すことができるからです。
この本、実は訳者もガン宣告を受けてからこの本を読み、著者に翻訳を申し入れて日本での出版が実現したのです。
訳者後書きでは、その辺りの事情も詳しく書かれておりこれ自体非常に読み応えがあり、この本を読むモチベーション自体がグッと上がります。
しかもそこで日本人視点から各章の重要な部分にも触れているため、自分に合ったパートから読むこともしやすくなるわけです。
正直、食事についてよりも日本人にとって、後半の精神的なパートの方が有益な情報だと感じます。
自分だけでなく、家族や大切な人が病気になってしまって落ち込んだ時も、きっと心の支えになる本です。
できれば病気になる前に読んでおいて、病気を未然に防ぐのに役立てるのがおすすめな使い方です。
私はこの本をガンになってしまった友人、自分の母、妹、夫の母にも贈りました。
二人に一人はガンになる時代に一家に1冊はあって良い本です。