プレゼント選びのお悩み
・もうすぐ友達、彼女、彼氏、父母、兄妹の誕生日、毎回欲しいものをきくのも芸がないし、ネタ切れでもう何を贈ればいいか分からない
・プレゼント人気ランキングサイトやプレゼント専門通販サイトを見てもなかなかこれというものが見つからない
・予算が限られているのでなるべくコスパの良いものを選びたい
こういった悩みのヒントをお伝えします。
本記事の内容
1、喜ばれるプレゼントの選び方【3つのコツをまとめました】
2、実際に贈って喜ばれたプレゼント
3、属性別、予算別プレゼント実例(○喜ばれたプレゼント、×いまいちだったプレゼント)
この記事の筆者はこれまで友達、実父、実母、妹二人、夫、義父、義母、義祖母、義妹に、20代から30代にかけて、10年以上誕生日プレゼントを贈っています。
景気が良い時も悪い時もあり、プレゼントの価格帯は1000円台〜50,000円台くらいまでで、時にとても喜ばれたり、逆にほとんど使われなかったり・・・長年の経験を元にプレゼントの選び方をお伝えします。
1、喜ばれるプレゼントの選び方【ポイントは3つです】
1)何にするか=贈る相手の「普段の生活で使う消耗品」
贈り物は「その人が普段使っていて、2年〜3年以内が寿命の消耗品」がベストです。
なぜなら、日常品で使うとそのうちなくなるか、劣化するものは、置き換え(リプレイス)するものがいずれ必要になります。
例えば家で履くスリッパとか、パジャマとか、その人の「普段の生活」によく登場する、2〜3年で取り替えるような日常消耗品をいくつか思い起こしてみます。
靴、バッグ、洋服、財布は贈り物の候補になりやすいとおもいますが、サイズや形状、素材が重要になります。
贈る相手が親しい人であれば、ぴったりのサイズ、形、素材を詳しくリサーチできると思うので、靴、バッグ、洋服、財布などの服飾品は良い選択肢です。
石鹸、ハンドクリーム、化粧品なども消耗品ですので、候補になりやすいですが、香り、原材料、色、テクスチャーなど選ぶ時の要素が複雑になります。
親しい間柄でも、意外にわからないのが香りや原材料、色、テクスチャーの好き嫌いです。
同じローズの香りでも、メーカーで全然違ったりもしますし、同じピンクでも好みのピンクは人それぞれだったりします。
特に肌につけるものだと、服飾品よりも合わなかった時のダメージも大きいので、失敗(全く使われない、捨てられる)する確率が高くなってしまいますのでやめましょう。
2)ものの「仕様」のイメージ=「生活の繊細さ度合い」で決まる
ものの仕様はざっくり2つに分けられます。
複雑な仕様で壊れやすい仕様(たいがいは美的にとてもすぐれてる)か、シンプルで丈夫な仕様ものか、です。
そこで確認するのは、贈る相手の「生活面における繊細さ度合い」です。
例えば私は大雑把な性格の妹に、高価なカシミヤニットを贈って、数週間後、洗濯機に放り込んで普通洗いして縮んでゴワゴワになって部屋の隅っこに丸められているのを発見してショックを受けたりしました。
そういう人には洗濯機でガシガシ洗ってもOKな手入れが簡単な素材が良いわけです。
もう一つ例をあげれば、同じ時計でも多少雑に扱っても大丈夫なものが良いか、アクセサリー的に使える繊細なデザインのものが良いか、「生活面の繊細さ度合い」を想像すると、そういう判断ができるわけです。
3)品物の選び方=高品質な定番ブランドを狙う
贈るものを決めて、仕様のイメージを固めて、さあ実際にものを選びにかかった時に何を基準にすればよいか、です。
1、老舗メーカー、有名ブランドのものを選べば、それだけで失敗は半減!
長年、日本中、世界中で愛されているブランドにはそれを知らない人が見ても、何か違うと感じさせるものがあります。
服飾品であれば、最も定番品になっている色(白黒紺茶)、柄(無地、ボーダー、チェック)であれば、そのものズバリを持っていない限りは間違いないです。
特に何十年も変わらない定番のものは、激しい時の流れにもすり減らない普遍的な使いやすさ、安全性、魅力があります。
何万円もする高価なものでなくても、定番ブランドの定番品はありますので、日常にほんの少し贅沢ができる幸せを大切な人に感じてもらいましょう。
2、上質な素材、「Made in Japan (メイドインジャパン)」ならハズレなし
革、布、金属、プラスチック、ポリカーボネイト、ガラス、水、油、どんな素材でも品質が良いことが大切です。
一つの基準は「メイドインジャパン」です。
日本国内で製造すると工賃が高くつきますが、その分丁寧なものづくりをしています。
もし「メイドインジャパン」でなかったとしても、そのブランドやメーカーが素材にこだわっているかどうかをホームページや店舗などで確認してみましょう。
ちなみに経験上品質がいい、もらって嬉しいと思ってもらえるのは「Made in Japan」「Made in France」「Made in Scotland」「Made in Italy」「Made in England」「Made in Germany」あたりでしょうか。
セレクトショップとかでよく置いてるのはこのあたりだと思います。
生地や素材についての説明コーナーがあるかどうか、商品ページにそういった記載があるかどうかをチェックすればわかります。
上記1と2両方、もしくはどちらか一方をクリアしていればOK。
おまけ)プレゼントをあげる人の「好み」を”半分”だけ考慮する
相手の100%ドンピシャ好みを意識する必要はまったくありません。
むしろ意識の片隅、多くても”半分”くらいの割合であの人の好みを入れるくらいで選ぶのがちょうどいい。
”半分”を意識するイメージとしては、例えば、レオパード柄が大好きな女の子に好みのレオパード柄ものではなく、あえて黒とか茶の無地のものをあげてみるとかです。
そもそもレオパード柄が持ち物に多いので、それを引き立てるようなシンプルな色のものを選んでみるという考え方です。
年に1〜2回のプレゼントであれば、ホームランよりも日々をちょっと格上げしてくれるヒットを何本出せるかが大切です。
それがプレゼントを贈る醍醐味であり、贈られる人の驚き+喜びにつながります。
2、実際に贈って喜ばれたプレゼント実例
男女・年齢問わずに喜ばれたプレゼントベスト3
1、セントジェームス バスクシャツ 10,000〜15,000円くらい
言わずと知れたボーダーシャツの老舗。今でもフランスの工場で生地を織り、縫製しています。
セレクトショップでも買えますし、オンラインショップもあるので通販もできます。
洗濯機でガンガン洗っちゃってOK。洗いをかけると縦に2センチ縮むので、ちょい大きめが良いです。
筆者は163センチ体重52キロの普通体重、肩幅しっかり体型ですが、T4サイズがややゆとりありで着れます。
今は大きめのサイジングが流行なので、T5でもいいかなくらいです。ベーシックなボーダー柄はもちろん、無地もプレゼントにはおすすめ。あまり気をてらわず王道で行くのがベストです。誰にでも似合い、着やすく、洗いやすく、数年たっても使われ続け、おしゃれな思い出の品になるでしょう。
ちなみに着なくなって古着屋に売っても、ベーシックな色のボーダーなら値段がつきやすいという特徴あり。
2、無印良品のオーガニックコットンフランネル素材のパジャマ 4,000円〜5,000円
無印のパジャマはとにかく高品質なのに安くておすすめ。パジャマはなかなか買い替えないひとも多いので、品質の良いものをプレゼントすると喜ばれます。コットン素材なので夏以外のスリーシーズン着れます。
3、カシミヤマフラー
ブランドものだととってもお高くなるカシミヤマフラーですが、Made in Japanのものならもう少しお手頃です。
肌触りは最高、保温性も最高、色柄もベーシックな黒やチェックだと男性女性問わず長く使えて喜ばれます。
母(50代〜60代)に喜ばれたプレゼント
1、ミネトンカのディアスキンモカシン 15,000円くらい
もともと妊娠中に足がむくむのに困って自分で色々試してみてとっても気に入ったディアスキンモカシン。
これより柔らかい靴は今のところないです。
25センチの幅も広めの大足なので合う靴がなかなかなくて、仕事用パンプスはいつもイタリアのインポートシューズ履いてたのですが、ミネトンカのディアスキンモカシンは仕事でも違和感なく使えるし、カジュアルにも合う!
母はひどい外反母趾なので柔らかくて履き心地のよいこちらのモカシンを贈ったところ、大感激。
25センチの大足でも、なぜか足がちょこんと小さく見えるのも女性にとってはポイント高い。
消耗品なので何年かに1回贈ってあげてもよいです。
通販でも基本正規品は値引きしてませんが、楽天スーパーディールで4,000円近くポイント還元されるタイミングもあります。
2、ロンシャンのルプリアージュ 15,000円くらい
高品質のナイロン素材で防水、軽くて折り畳めて、フランスでは若い女の子から買い物袋としてお父さんも持って歩いてるのを見かけます。
日本で買うとそれなりの値段がしますが、ブランドもののバッグの中では安い部類です。
中に仕切りがなくポンポンなんでも放り込めて、洗えるし、黒系を選べば汚れもそんなに気にしなくてよく、形もオシャレです。
女性なら、通勤にも使えるシンプルなデザイン。使い古したら子どもの保育園の荷物入れや、買い物袋にしてもいい。小さく折りたためるので、旅行の時の予備のバッグとかにもいいです。
ポイントはとにかく濃い色のものを選ぶこと。薄い色のはかわいいけど、すぐ黒ずんできますので。
3、室内用竹皮草履(Made in Japan) 2,000円くらい
室内用草履を探していて、竹皮の専門店を発見して自分用に購入。これがすごく気持ちいいので夫、母にもプレゼントしたところ好評。
彼氏・夫(20代〜30代〜40代)に喜ばれたプレゼント
・ボッテガヴェネタの財布 50,000円くらい
・カシミヤマフラー(国内ブランドのMade in Japan)20,000円くらい
・リーデルのワイングラスセット5個 15,000円くらい
女友達・妹(20代〜30代)に喜ばれたプレゼント
・今治タオル(Made in Japan)のバスタオルセット 5,000円〜10,000円くらい
・セントジェームスのバスクシャツ 10,000円くらい
・SABONのボディクリーム、ボディーソープ 5,000円〜10,000円くらい
3、属性別、予算別プレゼント実例(○喜ばれたプレゼント、×いまいちだったプレゼント)
友達
母(50代〜60代)
10,000円前後
○セントジェームズ、、カシミヤストール、カシミヤカーディガン、ミネトンカのディアスキンモカシン、ロンシャンのルプリアージュバッグ、
5,000円前後
○ディオールの口紅、コンプレックスビズのヘアクリップ、miebowのイヤリング、丸屋の下駄、セミオーダーハンドバッグ(合皮)、
3,000円前後
○ブランドのマグカップ、博多漆の箸セット、
2,000円前後
○室内用竹皮ぞうり
×能作(日本製)の錫(すず)箸置きセット(敗因:箸置きを使わない食事スタイルを未考慮だった)、お盆(日頃から使ってなかった)
女友達・姉妹(20代〜30代)
30,000円以上
○モンブランのボールペン
10,000円前後
○セントジェームズのコットンシャツ、haruのウレタンぞうり(夏のトング型のサンダルの代わりに)、ローラアシュレイの寝具セット(掛け布団シーツ、ボックスシーツ)、牛革フリンジショルダーバッグ
5,000円前後
○SABONのボディソルト、ボディソープ、ボディオイル、ハンドソープセット、SABONのルームフレグランス、SABONの香水、シャネルのチーク、無印良品のパジャマ、今治タオルのバスタオルセット、スタバカード(スタバが大好きな女子に)、
3,000円前後
○スタイルデリのボリュームピアス、
×安物のジルコニアダイヤのネックレス4,000円くらい(デザインがよくない)、カシミヤカーディガン(高価なのに洗濯機の普通洗いで縮んでくしゃくしゃもさもさに。洗い方をわからない人に贈った悲劇)、ピーチジョンの下着(窮屈だったっぽい。サイズ選びが難しい)、ディオールの口紅(色が気に入ってもらえなかった)、
彼氏、夫(20代後半〜40代)
50,000円以上
ボッテガべネタのお財布、
10,000円前後
○セントジェームズのバスクシャツ、コードバンのベルト、ワイングラスセット
5,000円前後
○作家もののマグカップ、お皿、
父(50代〜60代)
10,000円前後
○セントジェームズのバスクシャツ、カシミヤマフラー
3,000円前後
豚毛のくし(育毛用)、
×おちょこ、高級綿の夏用パジャマ(暑がりすぎて短パンしか受け付けなかった)、豚革のレザージャケット(軽くて暖かいユニクロダウンジャケットに負けた)、
息子(2歳)
○グリーンレーベルのコート、ニットキャップ、知育絵本、学研ブロック
祖母
20,000円前後
○日本製のグラデーションカシミヤストール
祖父
10,000円前後
○日本製の錫(すず)のビアマグ
自分(30代)
70,000円前後
○ダイヤの指輪、
30,000円前後
モンブランのボールペン、
20,000円前後
○エアーポッズ、syteのシャツ、パンツ、ウールストール、真珠のネックレス、
10,000円前後
○セントジェームズのバスクシャツ、ストックホルムのサークルストール、
5,000円前後
○帽子、イルビゾンテの革のキーホルダー、伝統工芸のお茶碗セット、ローラアシュレイのポーチ、お箸セット、リネンのランチョンマット
×安物のピアス、圧力鍋、クラッチバッグ(パーティーとかほぼない)、ロクシタンの高級保湿クリーム、化粧水(香りが強すぎて顔にも使えないし、体にも無理だった)、ハート型のお皿(料理を盛るのに形が使いにくすぎ)、ガラスのお皿(チンできない)、蓋つきココット(密閉できないし重いので用途が少ない)